修学旅行にて。
 小説などとほとんど関係がないモノクロのイラスト。画・美月。
 高校生バージョンなのでわかりにくいかもですが、髪一つ結わきにしている少年は我らがユキぴーですよ! 十一月の初めに修学旅行で沖縄・与論島(鹿児島)へ行ったのを学校で文集にすることになり、それに投稿するために描いたイラストです。詩がついていますが、出来は非常に微妙。読みにくいと思うので一応下に入れておきますねー。
 尚、ユキの脇で「はにゃ?」ってやってるお人形さんみたいな女の子ですが、いつか小説で出そうかな、と思ってる名前と性格と設定だけの子です。記憶領域に空きがある方は、まぁ片隅にインプットしておいてあげてください(笑)


 波の音 青い海 白い砂 暗い空
 それが 夜明け前
 僕らの小さな島を支配するすべてで

 昇る太陽が 闇を押し上げ
 無音の中、僕らの身体を暖める時

 この世界に必ず訪れる「朝」の心強さを知った

「夜明けのこない夜はないさ 貴方がぽつり言う」
 昔小馬鹿にしていた 歌を歌って
 雲走る空に 色がつくのを待った

 眩しさの中 この右手が
 太陽に向かって 大きく弧を描く

 浜を歩いていた ヤドカリを手に乗せて
「どこへ行く旅の途中?」と聞いてみた
 夜明けの中 僕の世界はまだ灰色で……




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