2.色分け〜服の塗り

画像クリックで原寸の大きいサイズが新窓で開きます。



色分け

5.色分け
 保存した線画をPixiaで開きます。
 取り込んだ線画のレイヤーを「重ねる」から「乗算」に変更し、線の部分以外が透明に見えるように設定(以下、図の水色の部分は全て透明色です)。その「乗算」にした線画レイヤーの下に、「重ねる」で着色のレイヤーを作成していき、色分けしました。
 ……何故こんな面倒くさいことをやっているかっていうとですねー。できるなら線画を「重ねる」にし、塗りを「乗算」で重ねたいんですが、「乗算」レイヤーはPCの計算量を多くし、データが重くなってしまうので、レイヤー七枚を越えると僕のPCのスペックではPixiaが固まるのです(涙)
 よって、「乗算」よりも「重ねる」レイヤーを多くすることで、重さを軽減していますです。
 ともあれ色分けです。Pixiaの「閉領域」→「塗りつぶし」で色をつけていくと、いちいちペンで塗るよりとても速いですね。うん。もちろん塗り残しやはみ出しができるので、そこはペンで修正です。
 この時点でのレイヤーは、下から「肌」「瞳・小物」「髪1」「髪2」「白い部分」「ジャージ」「線画」となっています。レイヤー節約のため、瞳レイヤーに靴やジャージのジッパーなどの小物も一緒に塗りこみます(この時点では「瞳・小物」レイヤーには何も塗っていません。このレイヤーはいつも後で塗ることにしています)。
「髪1」「髪2」の違いは、前者がムツ(左)とメグ(右から二番目)の髪、後者がユキ(左から二番目)とミキ(右)の髪、です。違う色が隣り合っていると諸事情により塗りにくいのでわけました。

肌の塗り1
肌の塗り2
肌の塗り3

6.肌の塗り


 まず肌塗ります。一番好きな工程です(笑)
「肌」と「線画」以外のレイヤーは、作業中邪魔なのでこの時には非表示にしてあります。Pixiaの優れた機能の一つである「透明色保護」の機能をオンにして、ベースの色を流し込んだ部分以外の透明部分に色がつかないようにします。
 PhotoshopやSAI使っている方には今ひとつピンとこないかも知れませんが、そうですね……クリッピングみたいな機能だと思ってください。


 ともあれ肌の塗りです。ベースの色を流し込んだレイヤーに直接影を塗りこみます。最初に大まかに薄い影をつけてぼかし(1)、その上から少し暗い色で影をつけてぼかし(2)、更にその上からはっきりめの影を塗ります(3)。

服の塗り1
服の塗り2

7.服を塗る


 髪を塗るのは苦手なので、先に簡単な服を塗ります。
「白」のレイヤーを表示させて、「透明色保護」が効いていることを確認してから、Tシャツに影を三段階塗り、ジャージの模様のところにも違う色で影を塗りました(1)。影を塗る要領は肌と同じように、塗ってぼかす、を繰り返すだけです(笑)


 お次はジャージ。「ジャージ」レイヤーを表示させて、やっぱり影を塗りこみます。二段から三段ですね。ジャージの布はつるっとしている素材だと思うので、弱くハイライトの色も塗ってみました(2)。



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